自転車一人旅 東海道を西へ Vol.3

自転車で東京から大阪を目指す旅の記録です。

Vol. 1(2010年5月) 世田谷〜小田原〜静岡(約175km)
Vol. 2(2012年11月) 静岡〜浜松〜名古屋〜米原(約280km)
Vol. 3(2018年3月) 米原〜京都〜大阪(約155km)<今ここ

服装や持ち物をこちらのエントリーにまとめました。
ツーリングの服装と道具


第3回は米原から大阪を目指すはずだったのですが、大阪へ転居したために、ゴールに先回りする形になってしまいました。そこで、国道1号の終点である大阪市の「梅田新道交差点」から京都を通り米原へ向かうことにしました。順序は逆になるけど、オッケーでしょ(適当)


■1日目 大阪から京都(約65km)


まずは自宅のある阿倍野区から、梅田新道交差点へ。曽根崎通と御堂筋線の交差点です。本当はここで感動のゴールを迎えるはずだったんだなぁ笑

梅田新道交差点から数百メートル南へ進み、中之島を東に向かいます。大阪市中央公会堂などの歴史的な建物がありいい雰囲気です。この辺の桜はまだつぼみでした。

天満橋を北に渡り、大川沿いを進みます。桜が咲いてとっても綺麗でした。

大川と淀川の合流地点、毛馬こうもん。インパクトのある字面ですね。ここから淀川の土手をひたすら走ります。

淀川沿いの道は、綺麗に舗装され道幅も広いのでとても走りやすかったです。いい天気だったので、自転車に乗っている人が沢山いました。ルートが分かりにくいところが一部ありましたが、前方を走る自転車についていったらなんとかなりましたw


唯一、大きく迷ったのが、枚方駅近くの緑地帯でした。一番川に近い道を進むと行き止まりになります。緑地に入る手前で土手の道に出るのが正解だったかも。要研究。


自分は迷った末、ちょうど昼食の時間だったので市街地に向かい、御殿山駅前の「ラーメン・つけ麺のひふみ」というお店でお昼ご飯をべました。濃い味のチャーシュー丼と、こってり鶏白湯麺がうまかったです。


再び淀川の土手に戻り巡航モード。土手に咲いた菜の花(?)も綺麗でした。


淀川サイクリングロードの終点である「御幸橋(みゆきばし)」に到着。

ここから京都に向かうところが、ちょっと分かりにくかったのでメモ。「御幸橋」を渡り、続けて「ごかうばし」を渡ります。そしてすぐに左折すると、京都まで続く「京都八幡木津自転車道」に入れます。直進すると自動車専用道に入ってしまうそうなので注意してください。出発前にこちらのブログを参考にしました。

あとはひたすら道なりに進むと京都の鴨川です。京都は大阪よりも少し早いようで、桜が満開でした。

14:30頃、七条のゲストハウス「K's House Kyoto」に到着。チェックイン開始より少し早めに着いてしまいましたが、先にシャワーを浴びて一眠りしてから、近所の料理屋
ちょっといっぷく八八」で夕食を頂きました。菜の花のおひたしが春の味でした。



■2日目 京都から米原(約90km)



京都から琵琶湖へ行くルートはいくつかあるそうなのですが、もっとも高低差の少ない「逢坂越え」というルートを選びました。三条通りから、蹴上を通り山科へ抜け

蹴上のインクラインの桜といえば、アニメ「四畳半神話大系」で主人公がヒロインに自転車のレース中に出会うシーンがありました。感無量です。

山科駅の前を通過した後、国道1号線に合流するところが分かりにくかったのでメモ。

車道を走る場合は、こちらのコースのように三条通りをずっと走り国道一号に合流するようです。逢坂越え

ただ、交通量の多い国道一号を走るのはちょっと心配だったので、なるべく危険の無さそうなコースを走ってみました。蹴上の坂を下りたところで、左折して旧東海道へ入ります。山科駅、四宮駅の前を進むと、国道1号線の側道に合流します。次の立体交差になっている交差点を左折しすぐ右折して、小さな通りを追分駅に向かいます。駅には地下を通る歩道があり、くぐり抜けると1号線の歩道側に出ることができます。

追分駅の地下通路入口

大津まで来れば、後は琵琶湖の沿岸をひたすら走るだけです!やったー!

「BIWAICH」という琵琶湖を一周する自転車コースが整備されているので、案内に従って走れば迷うことはありません。


注意点としては、自販機やコンビニが無い区間が結構あるので、飲み物と食べ物の残量には気をつけてください。道の駅で休憩がてら食事と食べ物の補給をしました。


車道のすぐ側には、こんな誰もいない湖岸が広がっています。開放感が半端ない。


14:00、米原の湖岸に到着しました!前回は雨上がりの雲の切れ間から日が差しこむ神々しい風景でしたが、今回は暖かな春の日差しを受けてまったりと穏やかな琵琶湖でした。これにて、東京大阪間の自転車一人旅、終了です。

帰りは前回と同じく米原駅から新幹線で輪行


■おわりに

第1回 世田谷〜小田原〜静岡(約175km)
第2回 静岡〜浜松〜名古屋〜米原(約280km)
第3回 米原〜京都〜大阪(約155km)
合計 約610km

第1回が2010年5月だったので、約8年かけて610kmをようやく走りきりました。その頃は東京の世田谷に住んでいて、千葉の房総半島を一周したり、葛西臨海公園から熊谷まで往復したり、結構頻繁にツーリングに行っていました。2010年の9月にはホノルルセンチュリーライドにも参加しました。自宅から都心を走らずに行ける場所を探していて、思いついたのが東海道でした。箱根峠がキツイという話は聞いていたので、そこを越えたらどこでも行けるんじゃないかという気持ちだったように思います。

始めた当時は当時31歳で、今年39歳。40代も楽しく自転車に乗りたいなー。


Vol. 1(2010年5月) 世田谷〜小田原〜静岡(約175km)
Vol. 2(2012年11月) 静岡〜浜松〜名古屋〜米原(約280km)
Vol. 3(2018年3月) 米原〜京都〜大阪(約155km)<今ここ

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